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今日はこどもの日ですね。【雪田】

2018年05月5日

久しぶりに、自宅でゆっくり過ごしています。

「もうすぐ、梅仕事だなぁ」などと思いつつ、いろんな食べ物を作っては食べています。そんなときふと、子ども食堂に来る子どもたちは、画一的な食事をしている子がとても多いことを思い出します。朝は食パンといちごジャムだけ。お休みの時の食べ物は、ハンバーガー、フライドポテト、フライドチキン。野菜はミニトマト。

かつて、食に関して、日本人は世界一欲張りな国民だと思っていました。代表的な和食、中華、洋食から始まって、いろんな地域の食べ物を求め、紹介されていた時代がありました。最近はどうやらそうではないようです。選べるようで、選べない。たくさんのおいしい食べ物があるよ、作ってみると楽しいし、おいしいよ、もっとたくさん知ってね。そんな気持ちになります。

それと同時に、当たり前のように毎日毎食、違った手作りの料理やお菓子を作ってくれていた、亡き母に感謝します。あの時は、おいしいとか、おいしくないとかいろいろなことを言っていました。朝は鰹節を削った白みその味噌汁、夏にはきゅうりの浅漬け、お正月の淡雪寒天。私が今、食事作りを迷うことなくできてしまうのは、こうした母のしぐさを見ていたからだと思います。そして、私と弟に心を傾け、食事を作ってくれたことそのものが貴重なことだったのだと、痛感しています。


子育ては大変だけれど、楽しいものでもあります。毎日を共に過ごすうち、知らない間にいとおしさが増し、愛着がわいてきます。子育てには時間が必要です。お父さんも、お母さんも、仕事のことを考えてドキドキした気持ちで気にすることなく、ゆったりと子育てに取り組むことができる時間を、社会は用意する必要があると思います。だれもが自分が一番大事にしたいものを大事にできるよう、社会の仕組みを考える必要があります。

子どもはあっという間に大きくなります。そして共に過ごすことのできる時間は、実は短いです。子どもとの時間をやり過ごすのではなく、ともに豊かに過ごすことができる時間を持つことができるよう、私はみんなで考えていきたいと思っています。

雪田千春